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安中散(あんちゅうさん)
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)の芍薬の
代わりに心下痛により効果の強い延胡索(えんごさく)が入り、
生姜の代わりにより効果の強い良姜が入り、
大棗の代わりに牡蛎が入ったとみることができます。
構成生薬はいずれも鎮痛作用があり、
中でも延胡索がもっとも強い作用があります。
また縮砂、良姜は止吐、牡蛎は制酸に働き、
良姜、縮砂、茴香、桂枝は健胃作用があります。
■安中散の構成生薬
桂枝
良姜
甘草
延胡索
縮砂
茴香
牡蛎
茯苓
■適応症
やせ型の比較的体力の低下した人で、腹部筋肉が
弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、
ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、嘔吐などを伴う場合に用いる。
神経性胃炎、慢性胃炎、胃酸過多症
参考文献:入門 漢方ノート 海東 常敏著
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